HDD(ハードディスク)をSSD(ソリッドステートドライブ)に換装(かんそう)<付け替え>を行いました。
Windows10のサポート終了は2025年10月14日、あと約3年になりますので実質約2年半後にはパソコンを買い替えますが、まだWindows11は見極め段階でもあって購入するには少し早いし・・・それにパソコンは高い!
もう少し簡単にパソコンの寿命を延ばす方法として、今回SSD換装に挑戦してみました。※数百台
HDDからSSDに換装すると、Windows、アプリケーションの起動・ブラウジングなどが、約3~5倍速くなると言われております。
その他、軽量・静音などメリットもあります。SSDのデメリットはデータ復旧が難しいことくらいでしょうか、データの保管は主にサーバを利用しているのと、ローカル側にデータはWindowsくらいしかないので、あまり影響なしとして考えないことにしています。
換装は初めてなので、どのSSDが良いのか分からないため、まずAmazonでSSDを5種類とロジテックのデュプリケーター「複製機」を購入してみて、HDD→SSDのクローンを作成し付け替えを行いました。
購入したSSDはこの5種類
①【Transcend TS500GSSD220Q-E】
Transcend SSD 500GB 内蔵2.5インチ SATA3
②【Fanxiang S101 512GB】
Fanxiang S101 512GB SSD SATA III
③【SUNEAST SE90025ST-512G】
④【Hanye 512GB N400】
Hanye 512GB 3D NAND TLC採用 SATAIII
⑤【Hanye 512GB W400】
Hanye SSD 512GB 3D NAND 高耐久TLC 採用SATAIII
どのSSDが良いのか手探りでしたが、結果は最後に紹介した⑤【Hanye 512GB W400】Hanye SSD 512GB 3D NAND 高耐 W400-512Gが、コストパフォーマンスに優れており、複製時間も約2時間程度と短くオススメになります。
N400とW400の違いは、W400は高耐久と記載されていますので、データ書込み回数がN400より多くできる設計だと思っております。
一方、一番悪かったのは【SUNEAST SE90025ST-512G】まず、複製後に換装しても10個中5個がデータを読み込まないトラブルに、複製時間も全て1回約4時間程度と偶然かもしれませんが、そのような実績でしたので、オススメできないとしておきます。
あとは似たり寄ったりですが、オススメするW400は購入した価格は4,580円になりますので、購入した時点では①・②よりも安価で性能面でも安定しているので、W400が今回の実績からこちらで十分だと考えております。
購入したデュプリケーター(複製機)はこちら
ロジテック HDD SSD クローン作成 LHR-2BDPU3ES
デュプリケーターも色々ありますが、電源さえあれば単体で複製可能ができる商品がほとんどです。
手順としてHDDは星形のネジ(トルクスネジ)で固定されていますので、そちらを外さないとデュプリケーターに入りませんのでネジを外します。
後でそのネジは利用しますので、取っておく必要があります。
星形のネジ(トルクスネジ)は専用のドライバーをご利用ください
後ろの電源を押して、Aにコピー元を(奥側)入れ、BにSSDを(手前)差し込み、認識するとボタンを長押ししてもう一度ボタンを押します。
するとブルーのランプが点滅して、100%まで点灯すると完了
完了しても音などのお知らせはありませんので、進行状況は確認する必要があります。
複製が終わるとHDDは3.5インチ、SSDは2.5インチとサイズが違いますので、変換マウントにSSDを取付て、先ほど外したトルクスネジを四隅につけパソコンに戻し完了です。
戻し終わるとパソコンを通電できるように用意して
電源ON・・・無事起動すると、それで完了
特に古いパソコンの方が、クリック後の反応スピードが速く感じることができると思います。3倍速いかと問われると、もとのパソコンの性能や個体差・WindowsUpdateの状態などがあるため、一概に3倍とは言えませんが、パソコンによっては3倍以上の速さも体感できるのではないでしょうか。
デスクトップを主に行っておりますが、ノートパソコンも1台だけ換装しましたので、ノートパソコンもハードディスクの取出しが、少し難しい商品もありますが、取出し方さえ分かれば、問題なく作業は可能です。
費用はデュプリケーター4,920円・SSD(500GB)4,580円・マウント628円
この3点
合計 10,128円
※トルクスドライバーは持ってましたので省く
複数台の換装すると更にコストもさがり、なにより新たにパソコンを購入するより安価に収まりますしエコです。
SDGs的な取組にもなるのではないでしょうか
機会があれば是非チャレンジしてみてください!
注記)元のHDDより容量の大きいSSDが必要です。
例、HDDが500GBの場合500GB以上のSSDが必要、中のデータ使用量の大小は関係ございません